今日は片足の甲が腫れ、氷で冷やす患者さん。ご自身も気づいていますが、痛風発作です。痛風発作と尿路結石、、、痛いですよね。

それでは、痛風発作、痛風（高尿酸血症）について書きます。

痛風発作が発生した場合の急性期の対処法は

1. 患部の安静と冷却

• 発作が起きた関節を安静にし、動かさないようにする、冷やす

2. 水分摂取

• 十分な水分を摂取し、尿酸の排泄を促す

3. 薬物療法

• 医師から処方された非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を服用する
• アスピリン系の鎮痛剤は避ける
• 尿酸を下げるお薬もこの期間は使わない。

4. 生活習慣の改善

• アルコールを控える
• プリン体の多い食品を避ける

5. 早期受診

• できるだけ早く医療機関を受診する
• 尿酸値を下げるための生活習慣の見直しには以下のポイントがあります
• 食事の改善:
• カロリー摂取を控えめにし、肥満解消を目指す
• プリン体の多い食品(肉・魚の内臓、干物など)の摂取を控える
• 野菜、きのこ、海藻類など食物繊維を多く摂る
• 飲酒制限:
• アルコールは適量にとどめる
• 水分摂取:
• 1日2リットル以上の水分を摂取し、尿酸の排泄を促す
• 運動:
• 適度な有酸素運動を行い、肥満解消とストレス解消を図る
• ストレス管理:
• ストレスは尿酸値上昇の危険因子となるため、適切な解消法を見つける
• 睡眠:
• 十分な睡眠をとり、体調管理に努める
• これらの生活習慣改善を継続的に行うことが重要です。
• また、必要に応じて医師の指示のもと適切な薬物療法を併用することで、より効果的に尿酸値をコントロールできます。
• 生活習慣を見直すお手伝いを、いいだ内科クリニックは積極的におこなっています。ご相談ください。