甲状腺機能亢進症と甲状腺機能低下症について

  • 2025.03.02

甲状腺は、体のエネルギーをコントロールする大切な臓器です。この働きが乱れると、体調にさまざまな変化が現れます。

甲状腺機能亢進症 では、心臓がドキドキしたり、汗をかきやすくなったり、食べても痩せてしまうことがあります。「なんだか落ち着かない」「イライラする」と感じることも。原因の多くは バセドウ病 で、お薬などで治療できます。

甲状腺機能低下症 では、体がだるくなり、寒がりになったり、むくんだり、体重が増えたりします。「気分が沈みやすい」「やる気が出ない」と感じることも。原因の多くは 橋本病 で、ホルモンを補うお薬で改善できます。

「最近、なんだか体調がすぐれない」と感じる方は、血液検査で甲状腺の状態を調べてみると安心です。甲状腺の病気は、適切な治療で元の生活に戻れます。不安なことがあれば、いつでも医師に相談してくださいね。芦屋Rいいだ内科クリニック

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