8月は終わりました。9月から気持ちも一新していきます。今日は、お腹の張りを訴える人にその原因と対処法を、、、、、

  • 2024.08.31

外来診療でよく訴えられる症状の一つです。

お腹が張る原因

  1. ガスがたまる
    • 早食いや、よく噛まないで食べると、空気をたくさん飲み込んでしまいます。
    • 消化しにくい食べ物を食べすぎると、お腹の中でガスが発生します。
  2. 便秘
    • うんちが出にくくなると、お腹の中にたまってしまいます。
  3. 食べすぎ
    • お腹いっぱいに食べると、胃が膨らんで張った感じになります。
  4. その他、運動不足、ストレス、ホルモンバランス、、、など多因子が関わります。

今日は中でもお腹の張りを防ぐための食生活の改善方法を書きます。

バランスの良い食事を心がける

  1. 食物繊維を積極的に摂取する
    • 不溶性食物繊維(切り干し大根、モロヘイヤ、きくらげ、大豆など)と水溶性食物繊維(海藻類、ゴボウなど)をバランスよく摂取しましょう
  2. 腸内環境を整える食品を取り入れる
    • ヨーグルトなどの乳酸菌食品(とりすぎはよくない)、納豆などの発酵食品ビフィズス菌を含む食品を積極的に摂取しましょう

食べ方の改善

  1. ゆっくり食べる
    • 早食いや食事中のおしゃべりは空気を飲み込みやすくなるため、ゆっくりよく噛んで食べましょう
  2. 腹八分目を意識する
    • 食べ過ぎはガスの発生を増やし、お腹の張りの原因となります。規則正しい時間に腹八分目の食事を心がけましょう

飲み物の選択

  1. 炭酸飲料やアルコールを控える
    • これらの飲み物はガスの発生を促進するため、摂取を控えめにしましょう
  2. 水分を適度に摂取する
    • 便秘予防のために、水やお茶をこまめに飲むようにしましょう

注意すべき食品

  1. ガスを発生しやすい食品を控える
    • 豆類やいも類、根菜類は食物繊維が多くガスを発生しやすいため、摂取量に注意しましょう
  2. 脂質の多い食事を控える
    • 脂質の多い食事は消化に時間がかかり、腸の動きを鈍らせるため、適度な量に抑えましょう

これらの方法を実践することで、お腹の張りを予防し、快適な消化器の状態を維持することができます。ただし、症状が長引く場合や気になる症状がある場合は、医療機関を受診することをお勧めします

先にも書きましたが、いろんな要素が関係していますので、一つづつ解決させていきましょう。

#芦屋Rいいだ内科クリニック

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