自分自身が最高のよき相談相手になる。そのためには自分に対して質のよい質問が大切です。今日も大腸ポリープたくさん除りました。

  • 2024.09.06

大腸ポリープのがん化について、以下にまとめます:

  1. 腫瘍性ポリープと非腫瘍性ポリープ:
    • 腫瘍性ポリープ(特に腺腫)は、がん化する可能性があります
    • 非腫瘍性ポリープは、基本的にがん化しないとされていましたが、一部の大きなポリープや特定の部位のポリープはがん化の可能性があります
  2. サイズとがん化リスク:
    • 5mm未満:がん化リスク約1%
    • 5mm以上10mm未満:がん化リスク数%
    • 10mm以上20mm未満:がん化リスク約10%
    • 20mm以上:がん化リスク20~30%以上
  3. 高リスクなポリープ:
    • 10mm以上のサイズ
    • 絨毛状構造を持つもの
    • 高度異型を伴うもの
  4. 腺腫からがんへの進行:
    • 腺腫が大腸がんになるまでには約5~10年かかるとされています
  5. 切除の判断:
    • がん化する可能性のあるポリープ(腺腫やSSL)は、基本的に切除が推奨されます
  6. 予防と早期発見:
    • 定期的な大腸内視鏡検査が重要です。
    • 40歳以上の方は、年1回の大腸がん検診(便潜血検査)が推奨されます

がん化リスクのあるポリープを早期に発見し切除することで、大腸がんの予防につながります。定期的な検査と、医師の指示に従った適切なフォローアップが重要です。

大腸がんによる亡くなる人を無くす。

PAGE TOP