今日は休診日。でも朝は6時半に起き、動いています。朝から三ノ宮、昼から医師会のお仕事で芦屋、夜は大阪に、、、充実です。

  • 2024.10.23

認知症の早期発見と適切な対応は非常に重要です。認知症が疑われる場合は、まずかかりつけ医に相談することをお勧めします。かかりつけ医は患者さんの普段の状態をよく知っているため、変化に気づきやすく、適切な判断ができます。

認知症の診断には、問診、認知機能検査、画像診断などが行われます。早期診断のメリットとしては、治療可能な認知症の発見や、薬物療法による進行抑制、今後の生活設計などが挙げられます。

認知症と診断されても、突然何かが変わるわけではありません。できることは続け、楽しみを持ち、適度な運動や会話を楽しむことが大切です。

家族の方は、本人の変化に気づいたら、一緒に受診することをお勧めします。また、本人の気持ちに寄り添い、楽しい交流や役割を持つことを心がけてください。

地域全体で認知症の人を支える取り組みも進んでいます。

認知症は誰もがなる可能性のある病気です。早期発見・早期対応と、地域全体での支援が重要です。

具体的な対策をご説明します

予防的な生活習慣の確立

有酸素運動(ウォーキングなど)を週3回以上実施

バランスの良い食事(青魚、野菜・果物、ポリフェノール)の摂取

質の良い睡眠の確保と朝の日光浴

認知機能トレーニング

  • エピソード記憶:日記をつける、前日の出来事を思い出す
  • 注意分割機能:料理を同時進行で作る、会話しながら家事をする
  • 計画力:旅行プランを立てる、買い物の順序を考える

  • 社会活動への参加
  • 地域のコミュニティ活動への積極的な参加
  • 趣味のサークルでの交流
  • 家族との会話を増やす
  • 医療面での対応
  • 定期的な認知機能検査の受診
  • 生活習慣病(高血圧、糖尿病など)の管理8
  • 必要に応じて早期からの薬物療法の検討
  • 前向きな姿勢で取り組むことで、認知機能の維持・改善が期待できます。ぜひ、参考にしてください。
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