東洋医学で体質改善。健康な心と身体へと導きます。
芦屋Rいいだ内科クリニックでは、東洋医学での診療も行っております。
東洋医学は、外科的な処置が必要な状態以外には、基本的にどのような症状にも対応できますが、
①西洋医学的な治療が有効な場合
②東洋医学が有効な場合
③西洋医学的な治療と東洋医学の併用が望ましい場合
上記3つの場合をしっかりと見極める必要があります。
東洋医学での診療をご希望の方は、ご来院の上ご相談ください。
東洋医学の特徴
①『証』
西洋医学では、基本的に病名診断に基づき、症状に向かってピンポイントに大きな力で治していきます。
一方、東洋医学では問診のほか、舌診・腹診・脈診など独自の診察方法を用いて『証(しょう)』を決定し、『証』に基づいて治療を行います。
東洋医学は、西洋医学的に病名がつかない、診断がはっきりしない場合でも、『証』に基づいて治療を行うことができるのです。
例えば、「冷え症」や「ほてり」を改善する薬は漢方薬にはありますが、西洋薬にはありません。
同病異治や異病同治と言われるように、同じ病気でも体質や病態によって異なる漢方薬を使いますし、異なる病気でも同じ漢方薬を使うこともあります。
このように、東洋医学では対応可能な病態はたくさんありますので、西洋医学と東洋医学を併用することで治療の幅が広がり、患者さんのQOL(生活の質)を高めていけるとても大切な治療方法と考えます。
②『心身一如』
東洋医学の世界には、「心身一如:心と身体はつながっている」という概念があります。
心と身体のつながりを重要視することにより、心療内科的、精神科的疾患はもちろんのこと、内科的疾患、婦人科的疾患、整形外科的疾患、皮膚科的疾患、耳鼻科的疾患などさまざまな病態に対応可能となります。
「その人全体を診る」という全人的治療を実践していくうえで、患者さんのさまざまなニーズに応えることが可能になり、多科に渡って受診する必要がなくなる場合もあります。
③『未病』
④『内からの漢方、外からの鍼灸』
古来より、「内からの漢方、外からの鍼灸」で東洋医学は成り立つと言われています。漢方薬と鍼灸治療を併用することで、より相乗効果を上げることができるのです。
芦屋Rいいだ内科クリニックでは、保険診療による漢方薬と、患者さんの幅広いニーズにお応えするため自由診療による鍼灸治療を併設しています。 漢方薬に合わせた鍼灸治療をご希望の方は、お気軽にご相談ください。
東洋医学の適応症もしくはご相談の多い症状
神経系
神経痛・神経麻痺・筋肉痛・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリーなど
運動器系
関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚肩こり・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折・打撲・むちうち・ 捻挫)・各種スポーツ障害など
循環器系
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れなど
呼吸器系
気管支炎・喘息・風邪および予防など
消化器系
胃腸病(胃炎・消化不良・胃下垂・胃酸過多・下痢・便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・ 痔疾・口内炎など
内分秘代謝系
バセドウ病・糖尿病・痛風・脚気・貧血など
生殖泌尿器系
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎(ED)など
婦人科系
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え症・のぼせ・つわり・血の道症・不妊症など
耳鼻咽喉科系
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・蓄膿・咽喉頭炎・扁桃炎・声枯れなど
眼科系
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらいなど
小児科
小児神経症(夜泣き・疳の虫・夜驚・消化不良・偏食・食欲不振)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善など
- 以上はWHO鍼灸適応疾患を参照しています。